画像検査は必要か、と問われれば必要ではあります。
あった方がいいか、もしくは無くてもいいか、と言われたら、あった方がいい、ということです。
画像検査は腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などの、特異的腰痛を確定するために必要な検査ではあります。(もちろん画像検査のみで、診断を確定するのは宜しくありません)
検査して問題が分かれば、その結果についてはあまり気にしない方が良いでしょう。
「ああ、椎間板ヘルニアがあるんだな」ぐらいの気持ちでいた方が良いです。
『病は気から」という言葉があるように、「椎間板が減っているね」「骨がゆがんでいるね」「骨がすごく変形しているね」「脊柱管が狭くなっているね」など、ネガティブな言葉を鵜吞みにしてしまい、かえって症状が治りづらくする要因になる場合があるからです。
医療の素人である患者様が、こういうネガティブな説明を聞くと、ネガティブなイメージが強くなります。
そうすると腰痛に対して悲観的になったり、不安感や恐怖感が強くなってしまい、体を動かす事への不安感・恐怖感が増して、『恐怖回避行動(思考)』をとる人がいます。
※恐怖回避行動(思考)
恐怖回避行動(思考)とは自分の体に対するネガティブなイメージや、痛みや症状に対する不安感・恐怖感などから過度に体を大事にしようとする行動、意識・思考のことです。
この『恐怖回避行動(思考)』が強くなると、何かにつけて「腰が悪くなるから」と制限をかけて、活動性が低下し、気持ちも沈んでいきます。
このような活動や思考が、かえって腰痛の予後を悪化させるリスクになることが、研究により分かっています。 したがって、あまり悲観的にならず、気にし過ぎないようにすることが大事ですね。
腰痛・腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症でお困りの方は、整体はりきゅうえにしにご相談ください。
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