こんにちは。
蒲田にあるはりきゅう手技療法えにし（蒲田のむすび併設）の寺澤です。
以前非特異的腰痛について書きましたが、今回はなぜ起こるのかについて書きたいと思います。
非特異的腰痛とは、様々な検査をしても、原因を特定できないものを指し、腰痛の約85％はこの非特異的腰痛であるとも言われています。
原因は特定できませんが、非特異的腰痛は、日常の腰への持続的な負担と、精神的ストレスなどの心理社会的要因が大きく関与していると思われます。
心理社会的要因は、職場での人間関係によるストレス、家庭の問題、仕事の評価が低いとかですかね。
心理社会的要因による腰痛は、慢性化したり難治だったりすることが多いと感じます。
心理ストレスによって、脳などの中枢神経の機能に異常が生じやすくなります。
そうすると痛みを抑制する機能に不具合が生じたり、抑うつや身体化徴候（自律神経失調症様の機能的な症状）が強まる可能性があるからです。
腰への持続的な負担が運動器（筋・背骨・靭帯など）に機能的な不具合をおこし、
仕事への不満や人間関係のストレスなどの心理社会的要因が、脳に機能的な不具合を起こし、原因の分からない腰痛を起こすのではないかと考えています。
なかなか実践するのは難しいですが、慢性的な腰痛（腰痛に限らず体に不具合のある方）は
上記に書かれた要因を少しでも減らす工夫をするのが大事かと思います。
例えば
「こうなったら嫌だな」ではなく、「こうなったらいいな」という思考に変えてみる。
同じ事柄に対しての感情ですが、感情のベクトルは正反対ですよね。
難しいかもしれませんが、少しでもポジィティブな方向にベクトルを向けるのはとても大切なことです。
精神的なストレスを抱えていたり、慢性的な体の痛みを抱えている人はどうしてもネガティブな思考になっていたりします。
笑顔を忘れず、楽しいこともやるという生活を心がけてみましょう。
腰痛・腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症でお困りの方は、
はりきゅう手技療法えにし（蒲田のむすび併設）にご相談ください。
大田区・品川区・蒲田・東急多摩川線、東急池上線、京急線、京浜東北線沿線にお住まいの方、ご相談ください。
