妊娠に必要な栄養素 ビタミンE

こんにちは。はりきゅう手技療法えにし蒲田の寺澤です。

ビタミンEはアンチエイジング効果があるとして知られています。

別名「妊娠ビタミン」とも言われていて、その他には「血管ビタミン」「ホルモン調整ビタミン」とも言われています。

アンチエイジングと血流アップには欠かせない、大事な栄養素です。

ビタミンEが妊娠に関わる作用として

  • 排卵の促進
  • 卵巣重量の増加
  • ホルモン調節

他には月経周期を正常にする働きもあり、生理不順や無月経、無排卵にも関係しています。

ビタミンEには血流を良くする効果があるので、卵子老化の原因の1つでもある、加齢に伴い卵胞に伸びる血管が細くなる⇒それにより、十分な栄養が卵子に行かなくなるような状態にも効果があるとされています。

また妊娠時には、胎盤の血流を良くしてくれます。それにより、赤ちゃんに十分な酸素や栄養が届くようになります。

そして出産時には、赤ちゃんが産道を通る際に、酸欠になるのを予防する働きがあります。

産後はホルモン調節作用と乳腺の血流促進作用で、母乳の出もよくしてくれます。

このようにビタミンEは、産前・妊娠中・産後とママと赤ちゃんをサポートしてくれる大事な栄養素になります。

抗酸化作用もある栄養素

ビタミンEには抗酸化作用もあります。

酸化とはいわゆる「体にたまったサビ」のようなもので、このサビがどんどん溜まっていくと、「老化」しているということになります。

このサビは体のいたる所にたまります。なので、当然 卵子にもたまっていきます

この卵子のサビをとってくれるのが、ビタミンEになります。

ビタミンEの抗酸化作用は、ビタミンCやコエンザイムQ10一緒に摂ると抗酸化作用が長続きします。

ですので、ビタミンEとC・コエンザイムQ10をしっかりと摂れば、卵子の老化を防ぐことができるわけです。

特に35歳以上の妊活をしている方は、積極的に取るのが良いと思います。

※ビタミンEとCを一緒に摂取することで、抗酸化作用がアップ

そしてコエンザイムQ10はビタミンEの再生を助けるので、抗酸化作用をより長く持続させる効果があります。

ビタミンEを含む食品
煎茶 ナッツ類(アーモンド くるみ 落花生 ヘーゼルナッツなど) アボカド かぼちゃ さつまいも モロヘイヤ 赤ピーマン ほうれん草 ヒマワリ油 ツナ 鮎 はまち サバ うなぎ 銀鱈など

ビタミンCを含む食品
アセロラ パプリカ バナナ レモン キウイ 芽キャベツ ブロッコリー カリフラワー モロヘイヤ かぶの葉など

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