副腎疲労症候群

こんにちは。はりきゅう手技療法えにし蒲田の寺澤です。

副腎疲労症候群、皆さんお聞きしたことはあるでしょうか?

  • 朝起きるのが辛い
  • 夕方以降に元気になってくる
  • やる気がしない
  • うつ病と言われたが治らない
  • ストレスに対抗できない
  • 風邪をひきやすくなった
  • アレルギーがひどくなった
  • すぐに疲れる 疲れが取れない
  • 頭がボーとする 記憶力・集中力が低下している
  • 低血糖症がある
  • PMS(月経前症候群)がひどい
  • 起立性調節障害

などの症状はありませんか?

副腎疲労症候群は、慢性的なストレスを受け続け副腎が疲労して、それにより上記のような不調を起こす状態です。

副腎は腎臓の上にちょこんと乗っている、3センチほどで5g程度の大きさの臓器です。

ここからコルチゾール(ステロイドホルモン)・アルドステロン・アドレナリン・ノルアドレナリン・ドーパミンなどのホルモンが分泌され、全身に放出されています。

小さいですがとても重要な臓器で自律神経とも連連携していて、体の状態を維持するための働きもしています。

主な作用として、ざっくりとですが

  • ストレスに対抗する
  • 血糖値を下げすぎないようにする
  • 感染症、ケガ、毒物が体に入るなどで生じる炎症を抑える
  • ミネラルバランスの維持
  • 糖・脂質・タンパク質の代謝を高める

などがあります。

上記のような仕事を副腎に繰り返しさせ続けると、副腎が疲労してしまい様々な不調が出てきます。

代表的なものとして

慢性的なストレスがかかり続けると副腎が疲労してしまうのが、分かりやすいかもしれないですね。

強いストレスを受けたり、慢性的なストレスを与え続けられたりすると、休む暇を与えてもらえず常に動かなくてはいけなくなります。

そうすると疲労困憊して、体にとってとても大事なホルモンを分泌できなくなってしまいます。

このような状態が副腎疲労ですね。

  • 副腎疲労の状態になると、
  • 血糖の調節ができない
  • 新陳代謝が悪くなる
  • 体に必要なエネルギーが作れない
  • 炎症が抑えられない

などの状態となります。

こうなると、慢性的な疲れ・腰痛や肩こりが酷くなる・イライラ・うつっぽいなどの、なんで「こんなに体の調子が悪いんだ」みたいな原因不明の不調に悩まされることになります。

こんな状態になっちゃうと日常生活にも支障をきたして、仕事も休まなくてはいけなくなったり、長期の離脱を余儀なくされちゃいますよね💦

なので、早めのうちに対処することが肝心です。

不妊治療をしている方は、特に副腎疲労について気を付けなければなりません。

ストレスをうける⇒コルチゾールが分泌

そうこうしているうちにコルチゾールが枯渇してしまい、副腎疲労の症状が出る。

「体全体が重だるい」・「なんだかよく分からないけど調子が悪い」のような状態になると、不妊治療もうまくいきませんよね。

また、ストレスから身を守ることは生きていくうえで、まず優先されることになります。ざっくりいうと、命の危機にさらされているのと同じ状態と認識されます。

そうするとそっちを優先しないといけないので、性ホルモンの分泌が抑えられてることになります。

例をあげると、過度なダイエットにより、生理が止まる

この状態が性ホルモンの分泌より、ストレスに対抗するのを優先した結果になります。

生死に関わることが少ない性ホルモンは、後回しにされちゃうんですね💦

ちなみに

ストレスを受けると活性酸素が発生します。

その活性酸素により、卵子・精子・ミトコンドリアが傷つけられて、老化してしまう。

そうなると不妊の原因にもなります。

途中からストレスの話になっちゃいましたが(;^_^A 

なんだか体の調子が悪い・・・というような症状があった場合、副腎が疲労を起こしているかもしれないので早めに対処することがとても大事になります。

ずっと放置しておくと、こじらせちゃいますから気を付けてくださいね。

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