こんにちは。はりきゅう手技療法えにし蒲田の寺澤です。
今回は調味料について。
調味料は毎日使うものですよね。
せっかく食事や油などに気を使っていても調味料選びを間違っていたら、もったいないですよね。
よく使われる、塩・醤油・味噌・酢について書こうと思います。

塩
塩は、ミネラルがたくさん含まれているものを選ぶのがポイントになります。
塩の主成分は塩化ナトリウムです。その他にマグネシウム、カルシウム、カリウム、亜鉛、鉄などのミネラルが含まれています。
天然の塩に近いものであればあるほど、ミネラルが多くなります。
塩の商品に書いてある、成分表を確認してみてください。
精製された塩であれば、塩化ナトリウムの表記は99%となっており、精製された過程でミネラルがほとんどなくなっているということになります。
塩に含まれているナトリウムが少なければ少ないほど、他のミネラルを多く含んでいるということになります。
塩を選ぶときは成分表示と精製過程を確認して、天然に近く、ミネラルが豊富なものを選ぶのが良いと思います。
岩塩(日本製ほとんどなし)がカルシウムが多く、まろやかな味をしています。
岩塩を選ぶのであれば
- 安すぎるものは避ける
- きちんと洗浄されているか
- ピンク色の岩塩であれば、うっすらほんのりピンク色のものを選ぶ
のが良いと思います。
洗浄されているかは、製造方法の行程の所に書かれてあります。
洗浄と書かれてあれば、洗ってから塩にしてあるので大丈夫だと思います。

砂糖
砂糖はできるだけ意識して避けたい食品ですが、摂取るのであれば、天然の砂糖を選ぶのが良いと思います。
砂糖選びのポイントとして、精製された真っ白な砂糖ではなく、色がついている砂糖が良いと思います。
三温糖は色がついていますが安価な三温糖は、白砂糖にカラメル色素で色を付けたものがありますから、気を付けてください。
選ぶなら、黒砂糖・てんさい糖・きび糖などを選ぶのが良いでしょう。

醤油
醤油は発酵食品の1つで、動脈硬化、花粉症の予防、菌の繁殖などを抑えてくれます。
醤油には「本物の醤油」と「醤油風」のものがあります。
醤油の原料は、「大豆(遺伝子組み換えでない)・小麦・塩」になります。本物の醤油は、他に余計なものが含まれていません。
近所のスーパーにあればですが、有機国産大豆が原料のものが良いと思います。
醤油風のものには
- 脱脂加工大豆(大豆の油を搾ったカス)
- アミノ酸液
- 果糖ブドウ糖液等
- カラメル色素
とういうような大豆や添加物が加えられています。できるだけ避けるのが良いと思います。

味噌
味噌も発酵食品の1つで、腸内環境を整えてくれますが、賞味期限を長くする、味を安定させるために発酵が止まっている味噌があります。
本物の味噌は
- 無添加
- 呼吸穴がある
- 長期熟成
- 要冷蔵
です。
なるべく避けたい味噌
- インスタントである:加熱滅菌されているので、本来期待される菌の効果はなし
- だし入り:酵母菌がだしの味を変化させるのを防ぐため、加熱滅菌している
- 酒精入り:酵母菌が発生させる炭酸ガスの影響で容器が膨張するのを防ぐために、酒精(エチルアルコール)を使うので菌の活動が停止する
要冷蔵ではない味噌でも無添加の表示があるものもありますが、加熱滅菌されているものが多いので、菌が死んでいます。

酢
酢に含まれる酢酸やクエン酸は、ミトコンドリアなどの細胞のエネルギーを作る回路に必要なものになります。
卵子や精子の質にミトコンドリアはとても重要な役割を担っているので、妊娠するためにとても大事です。
酢を選ぶ際は、必ず「醸造酢」を選ぶようにしましょう。
おススメなのは、純米酢・純玄米酢・純りんご酢などの「純」がついているJASマークのものがお勧めです。