このような症状の方は要注意
下記の症状でお困りの方は、当院にご相談ください。スポーツによるケガはスポーツをしながらの治療になります。
早め早めの処置がその後を左右します。何か気になることがありましたら、早めの来院をお勧めします。
当院ではスポーツ外傷・障害の治療に力を入れております。
スポーツ外傷とは、プレー中の転倒、衝突などの強い外力により組織が損傷したものをいいます。
軽度の損傷では痛みは早く引きますが、その状態を放っていると徐々に重症化していき日常生活も困難になり、運動も制限しなくてはいけなくなります。
- スポーツ外傷とは、プレー中の転倒、衝突などの強い外力により組織が損傷したものをいいます。
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捻挫(靭帯損傷)・骨折・肉離れ・打撲など
- スポーツ障害とは、繰り返される過度の負担が積み重なり組織が損傷し慢性的に症状を訴えるものをいいます。
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疲労骨折・ジャンパー膝・テニス肘・シンスプリントなど
RICE療法(ライス)
ケガをした時の応急処置法として基本となっているのがRICEと言われる処置方法です。
急性期のスポーツ外傷にはRICE処置が重要です。これを行うか行わないかにより、治療期間やその後の予後も大きく変わってきます。
これを行うか行わないかにより、治療期間やその後の予後も大きく変わってきます。
- Rest…安静
- Icing…冷却
- Compression…圧迫
- Elevation…挙上(患部を心臓の位置より高く上げる)
RICE処置は早ければ早いほどケガの回復が早くなります。
受傷直後にRICE療法を行うことで回復が早くなるという報告もあり、プロのスポーツ界では普及が進んでいます。
冷却時間は20~30分。続けて行う場合は30~60分程間隔をあけます。
簡易的な氷嚢の作り方
皮膚に密着するように作ります。
最も安全で効果があるのは氷です。蓄冷剤では凍傷の危険がありますし、湿布は冷やす効果はほとんどありません。
冷やし方
感じ方は時間の経過により変化しますので、冷やし始めはジンジンして辛いですが我慢してください。
- ジーンとする痛み
- 温かく感じる
- ビリビリとする
- 感覚がなくなる
冷やす時間は最低20分です。最長30分でやめてください。
冷却は何回行ってもいいですが、冷やしてから30~60分程、皮膚の温度が常温と同じになるくらい間隔は空けてください。
まれにですが、何度も冷やすと体が冷えて下痢を伴うことがありますので、冷やしている最中は厚着をして全身は保温して下さい。